第1条 本業務

1.本規約は、株式会社Plez(以下「当社」という。)が、当社の依頼業務を行う者(以下「事務業務者」という。)に事務業務(以下「本業務」という。)を依頼し、事務業務者がこれを実施する場合の基本的な条件につき、以下のとおり規約(以下「本規約という」)を締結する。

2.本業務の内容は、当社の事務業務とする。

第2条 契約成立・変更

1.事務業務者が利用規約を確認した上で契約を締結することで、本規約が当社と事務業務者との間に適用される。

2.本規約に変更がある場合は、変更の1週間前に事務業務者に通知を行う。事務業務者は、本規約の内容が変更される場合があることについて予め承諾する。

3.前項による規約変更の通知後に事務業務者が本業務を実施したときは、事務業務者は当該変更に同意したものとみなし、以後は変更後の規約が当社と事務業務者との間に適用されるものとする。

4.事務業務者が本規約の変更の確認を怠ったことに起因して不利益・損害が発生した場合、当社は一切責任を負わないものとする。

第3条 個別契約

個別契約は、当社が電磁的記録または書面等において、事務業務者に依頼する本業務の内容及び本業務に対する報酬、本業務にかかる業務内容、その他の個別契約にかかる取引条件を開示し、事務業務者が電磁的記録または書面等で本業務を引き受ける旨の意思表示をした場合に、当社が開示した取引条件(以下「個別契約」という。)を内容として成立するものとする。

個別契約が本規約に優先するものとする

第4条 契約期間

本契約の有効期限は本契約締結日より1年間とする。但し、契約期間満了の2か月前までに当社、事務業務者双方特段の申し出がなければ、自動的に1年間延長されるものとし、以降も同様とする。

第5条 契約終了

1.当社及び事務業務者は、契約期間中であっても、1か月前に相手方に通知することにより、本契約を終了することができる。(ただし、事務業務者は、契約日から3ヶ月が経過するまでは契約終了の申し出を行うことはできないものとする)

2.当社及び事務業務者は、以下の各号の区分に従い、各号の電子メールアドレスに電子メールを送信することにより、前項の契約終了の申し出をすることができる。ただし、本契約終了時に存する個別契約の効力には影響を及ぼさないものとし、当該個別契約については、引き続き本規約及び個別規約の適用を受けるものとする。

(1)当社が終了する場合:登録情報における事務業務者の電子メールアドレスまたはLINEアカウント

(2)事務業務者が終了する場合:当社の電子メールアドレスまたは公式LINE(ただし、事務業務者からの連絡が当社に届いた旨の返信が事務業務者に対してなされた時点で効力が生ずる。)

3.事務業務者は契約終了時に以下の事項を行うこととする。

(1)契約終了までに、当社へ、本業務に関する全ての情報・データ等を共有し、その上で契約終了時にそれら全てを破棄するものとする

(2)共有を行わず、本社による作業やコストが発生した場合は、第17条の対象となるものとする

4.当社は、事務業務者に次の各号の事由が一つでも生じたときは、何等の催告なく直ちに本契約の全部または一部を終了することができるものとする

(1)音信不通の場合

(2)当社の規約および指示に沿った業務を行っていない場合

(3)業務の改善を指示してもなお、改善されない場合

(4)法令・規約違反の場合

(5)業務を継続する意思または能力を有しない場合

5.第14条、第15条、第16条および第17条は本契約終了後も効力を有する。

第6条 勤務地

勤務は事務業務者の任意の場所で行うことができることとする。

第7条 就業の日数および時間

当社と事務業務者の合意によって就業日を決定する。

勤務日・休日の日程は、事前に当社に通知する。

第8条 就業時間の申請

事務業務者は、勤務終了時点でその旨を本社へ報告することとする。

あわせて、勤怠システム上で勤務時間を本社へ報告することとする。

事務業務者は、本社の業務依頼の妨げにならない範囲において、就業時間中に他の業務及び私的な作業を多なっても良いものとし、その時間は当然報酬の対象外となる。

上記の通り拘束要件がないため、手待ち時間等の業務を行っていない時間は、報酬の対象外となる。

就業時間について虚偽の報告を行った場合、虚偽の報告時間については報酬の対象とならないとともに、虚偽の報告を行った報酬と同額分が、報酬から差し引かれるものとする。

報告時間について虚偽の可能性があると当社が判断した場合、当社はその真偽について調査を行うとともに、事務業務者は当社の調査に協力する義務を有する。

第9条 報告とレビュー

1.事務業務者は、当社からの請求があったときは、遅滞なく本業務遂行状況を報告しなければならない。

2.事務業務者は、当社担当者が、本業務のレビューを適時に行うことに同意する。

4.事務業務者は業務に関して作成したファイル等を保存する義務を有する。

第10条 報酬

1.本業務の報酬は、各契約で合意して決定する。

2.報酬は、発生月の翌月末日までに事務業務者の口座に支払うものとする。

3.報酬の支払に必要な振込手数料は、当社の負担とする。

第12条 器具とソフト

PCは事務業務者自身が用意するものとする。ただしLINE・メールアカウント、会員管理システムは当社より貸与するものとする。

第13条 セキュリティ

1.使用するPCには必ずパスワードの設定をすることとする。

またパスワードの設定・変更は以下の通りと定める。

(1)最低8文字以上で構成すること

(2)英語及び数字を各1字含むものであること

(3)設定したパスワードは2か月に1度変更すること

2.PCは、離席時には、ログオフ状態にするか、又はパスワード、トークン若しくは類似の利用者認証機能で管理されたスクリーン及びキーボードのロック機能によって保護を徹底すること。

3.共用wifiを使用する場合、プライベート設定にはせず、必ずパブリック設定にして使用するようにする。

4.PCからのデータの流出には最新の注意を払う。PCをなくした・記録媒体をなくした・情報が漏洩した・データが他の者の目に触れる可能性のある自体が発生した場合、速やかに当社に連絡をする。

5.貸与されるシステム、LINEやメールアカウント等を委託業務の目的を達成する以外に利用してはならない。

6.文章作成やファイル作成は、事務業務者のソフト使用も可とする。

7.セキュリティソフトを入れたPCを使用することとする

第14条 禁止事項等

1.事務業務者は、業務の遂行に際して、事前に当社が場合を除いて、次の各号に該当する行為を行ってはならない

(1)本業務に関して知り得た情報・受領したデータ等を、私的な目的・本契約の目的以外で利用すること。

(2)本業務に関して知り得た情報・受領したデータ等を、流出させること、および不適切な開示をすること。

(3)当社に虚偽の報告・情報提供を行うこと

(4)音信不通・職務放棄(事故・急病等、やむを得ない場合を除く)

(5)アクセス可能な当社の情報・データ等を改ざん・消去すること。

第15条 機密保持

1.事務業務者は、業務の実施上知り得た情報を秘密として保持し、これを第三者に開示してはならない。また特に以下の情報については一切外部に流出しないよう注意を払うこととする。

(1)当社から受領する各種マニュアルおよび資料

(2)当社との契約者・契約内容についての情報

(3)顧客の個人情報

(4)当社の組織情報

2.事務業務者は本業務を遂行するにあたっては、当社の社会的評価、信用等を損なわせてはならない。

第16条 権利の帰属

業務の過程で受領・作成したファイル・文書、その他一切の情報・権利等の所有権は、当社に帰属する。

第17条 損害賠償

当社は、事務業務者が本契約・本規約・法令に違反したことに基づいて損害を受けたときは、事務業務者に対して、当該損害の賠償を請求できる。

事務業務者が、職務を放棄(事故・急病等のやむを得ない場合を除く)して、当社に費用・損害が発生した場合、当該金額を報酬から差し引くこととする。(事故・急病などで業務が遂行できなかった場合は、そのことを証明するに足りる公的な書類の提出が必要となる。)

第18条 諸費用

本業務の遂行のために事務業務者に発生する諸費用は、専用の情報管理システムなどを除き、当社の書面による事前の承諾がない限り、事務業務者の負担によるものとする。なお、当該承諾に基づき、事務業務者が支払った諸費用を当社が負担する場合、事務業務者は、当社の要求に基づき、当該諸費用の支払に係る証憑を当社に対して提出するものとする。

以上

制定日 令和3年2月1日